Z80
手習い
このページは次のコンテンツを考えています。
自走ロボット等のメカトロニクスの入り口に誰でも辿り着く事が
出来るマニュアル風のものを書いてみたいと思っています。
といっても、私一寸かじった土素人です。どうなりますか...HI HI
( ROMライター無しで、遊べる範囲とします )
1.マイコン
マイコンのトレーニングを始めるに当たり選んだZ80-CPU(8ビットCPU)ボードは、
手ごろな価格と作る楽しさ、 さらに製作記事の案外と多いAKI-80((有)秋月電子
通商商品)としました。また、開発ツールが安く簡単に手に入る、又、フリーソフトが
使える事も大きな理由です[これは、誰にでもすぐ試せる事に繋がります]。
2.基本構成
5V電源(AKI-80用)
PC(PC98、DOS/V等)
Z80(AKI-80)
232Cストレートケーブル
232C IC = MAX232 ( PC ← 232C 3本(RXD、TXD、GND) → Z80CPUボード)
etc
3.準備
@5V電源を準備する(5V1A三端子レギュレータで十分です)
AAKI-80を手に入れる(組み立てる)
B232Cストレートケーブルを手に入れる
C作成したプログラムをAKI-80側で受け取る為のROMを手に入れる
( 最近のAKI-80 キットには、スターターROMが付いているようです VY FB )
DAKI80にMAX232を付ける
EAKI80 ポートAビット0,1にスイッチを付ける(又は、光センサを付ける)
FAKI80 ポートBビット0,1にLEDを付ける(又は、トランジスタ等を通してモータを付ける)
|
(トランジスタ 2SC1815etc 但し、小モータ)
|
4.使用ソフト
PC側
TOOL |
フリーウエア |
シェアーウエア |
他市販品等 |
ファイル管理 |
FD |
Winfd |
既にインストールされている物を使う |
編集 |
|
|
既にインストールされている物を使う |
アセンブラー |
Zasm |
|
XA80 |
コンパイラー |
CC8 |
|
MiniC |
通信 |
Dxterm、Exterm(Win) |
|
既にインストールされている物を使う |
Z80側
TOOL |
フリーウエア |
他市販品等 |
モニター |
|
Zvision Mini |
Basic インタプリタ |
|
Z80 Basic インタプリタ |
5.テストプログラミング
自走ロボット:白線の上を辿る
(1)アセンブラ
L1: IN A,(PA) ; ポートAに結線したセンサのON/OFF状態データ取り込み
BIT 0,A
JP NZ,L2 ; 白線の上ならモータ ON、そうでなければモータ OFF
LD A,00H ; モータ OFF データ
OUT (PB),A ; ポートBに結線したモータ駆動用トランジスタをOFFにする
JP L1
L2: LD A,01H ; モータ ON データ
OUT (PB),A ; ポートBに結線したモータ駆動用トランジスタをONにする
JP L1
(2)C言語
main()
{
while(1)
{
a=inp(PA); */ポートAに結線したセンサのON/OFF状態データ取り込み
if(a==0) */白線の上ならモータ ON、そうでなければモータ OFF/*
{
outp(PB,1); */モータ ON (ポートBに結線したモータ駆動用トランジスタをONにする)/*
}
outp(PB,0); */モータ OFF (ポートBに結線したモータ駆動用トランジスタをOFFにする)/*
}
}
*上記プログラム例、左右センサのON/OFF状態により、左輪右輪用モータをコントロールし白線を辿る為には中味は足りません。
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